聞き上手は話し上手
口下手な人によくある失敗例が、自分ばかりしゃべってしまい、話が一方通行になってしまうことです。
対話や会話は、「話し手」と「聞き手」の両方がいなくては成立しません。
相手がまったく聞いていなければ、それはただの「音」にしかすぎないのです。
たとえば、誰かと話しているとき、隣に知らない人が携帯電話で話をしていても、内容は気になっていないので聞こえていないはずです。忙しい通勤時間に聞こえてくる街頭演説なの話は騒音にしか聞こえてきません。これは、対話・会話ではないのです。
極端ではありますが、口下手の原因として「相手が見えていない」ということがあります。
相手がどんな反応をしているのか気にせずに、あるいは無視して話を進めるような話し方はいけません。会話は言葉のキャッチボールですから、相手の反応によって微妙にニュアンスを変えるのが上手な話し方と言えるでしょう。
相手が興味がなさそうにしていたら話題を変える。
乗り気なようなら、さらにその話題を深く続けていく。
話すことにだけ意識を集中させてしまうと、相手の反応が見えません。口下手を克服するには、まず聞き上手でもある必要があるのです。相手の言葉の裏に隠れている相手の心理にまで気を配れるようになりましょう。